サントリーホール (写真提供: サントリーホール)

サントリーホール

ホールのある場所: 東京都港区
客席数:

2006席
1階の列数 23
2階の列数 13
P席の列数 7
※他にステージの両袖、バルコニー席あり

他の同形状のホール: 札幌「Kitaura」(札幌市中央区、新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」(新潟市)など。

 

 

アリーナ型 (ワインヤード型)

1986年にサントリーホールが、ベルリンフィルの本拠地であるフィルハーモニーの型を採り入れ、日本に持ち込まれる。ステージを取り囲む客席がワインヤード(ぶどう畑)状に広がっていることから命名されている。

この型状は分類が非常に難しいが、「日本初の音楽専用大ホール」として知られるザ・シンフォニーホール(大阪市北区)や愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋市中区)は、「ホール全体は長方形ながら客席がステージを取り囲んでいる。」ところからシューボックス型とワインヤード型の特徴を併せ持つ"折衷型"と言えそうだ。  

(特徴)

この型状のホールはステージの両袖と後ろに客席を配置しているため、正面の客席数 (つまり奥行き)が他の型状に比べ少なく抑えられる。

演奏者からすれば「360度から自分を見られ」ており、また聴衆同志も「お互いの顔が見られる」という緊張感が漂う。また、P席(ステージの後ろ)では「演奏者に近い気分で聴くことができる。」  

(音響)

「どの席でも、同じ位の音響で聴く事ができる。」というのは、少しオーバーだが、ステージから360度に客席を広げることができるため、正面席でも奥行きが浅く「どこで、聴いても距離的にも親近感を感じることができる。」という感じか。言いかえればどの席で聴いても外れが少ないと言える。

シューボックスが(その人の好みにもよるが)100点に近い座席がある反面20〜30点の席もあるのに比べ、この型のホールは60〜70点の席が非常に多い。